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バンクシー出現?

こんなニュースが!

http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3576242.htm



バンクシー(Banksy, 生年月日未公表)は、イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家。社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取る。バンクシー本人は自分のプロフィールを隠そうとしており、本名をはじめとして不明な点が多い。大作を短時間で描くことから、複数人によるグループ説もある(「身元」で詳述)。2018年時点で現存する作品は英国外を含めて約170ヵ所[1]。2005年、自作を世界各国の有名美術館の人気のない部屋に無断で展示し、しばらくの間誰にも気づかれないまま展示され続けたことが話題となった。


バンクシーが監督を務めた映画もある。
『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』だ。登場人物は、ビデオ撮影が趣味の男、ティエリー・グエッタ。ただの一般市民であったグエッタが様々なグラフィティ・アーティストと出会い、素顔を撮影するうちに、念願だったバンクシーとの接触が叶い、やがてバンクシーの密着取材をすることに。いっぽう、アートの知識・技術がないティエリーはやがて、バンクシーによってアーティスト「ミスター・ブレインウォッシュ(MBW)」としての役割を与えられ、ついには個展を開くまでに至る。これはドキュメンタリーか? フィクションか? 予備知識を入れることなく見るのをおすすめしたい一作だ。

|映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』(2010)
監督:バンクシー
出演:ティエリー・グエッタ a.k.a. ミスター・ブレインウォッシュ、スペース・インベーダー、シェパード・フェアリー、ゼウス、バンクシーほか
上映時間:90分


超高額で取引されるバンクシーの作品。それらが人々に及ぼす影響力に肉迫したドキュメンタリー映画が『バンクシーを盗んだ男』だ。発端は、紛争地区のパレスチナ・ヨルダン西岸地区のベツレヘムにあり、パレスチナイスラエルを分断する、高さ8メートル、全長450キロを超える巨大な壁に描かれたバンクシーの《ロバと兵士》。この絵は、パレスチナの住民たちから「差別的」と反感を買い、切り取られ、オークションにかけられることになる。本作には、バンクシーの作品がストリート・アート、法律、政治、マーケットを取り巻く諸問題を浮き彫りにしていくさまが映し出されている。

|映画『バンクシーを盗んだ男』(2017)
監督:マルコ・プロゼルピオ
上映時間:93分