という広告を出しました。ヤフージャパンが岩手県に襲来した津波の高さ16.7メートルを注意喚起する巨大広告です。
実際に見てみると、なんともいえない気持ちになりました。
批判しているわけじゃないです。
あの日、人生はじめての揺れを経験し(私は地震地方出身なので震度4までの経験は比較的多いかとおもいます)、帰宅難民の経験をし、逐次アップデートされるニュースで人の無力さを痛感した記憶が蘇りました。
そう、あれだけ大変な思いをしたのに、いまではある意味終わった「あの日」の出来事になっているんですよね。
「人は『忘れたい』のでなく、『忘れない』のでもなく、忘れるんだ。」という言葉があります。
生きていくためには必要なことなんだとおもいます。それだからこそ、思い出すための仕掛けを用意していくことの必要性を実感しました。