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トランプ大統領の一般教書演説

きょう2月6日11時(日本時間)から、トランプ大統領の一般教書演説が始まります。

日本のニュースでも話題になっているトランプ大統領の一般教書演説。いったいどういうものなのでしょうか。

 

一般教書演説は、大統領がこれまでの1年とこれからの1年のことについて、議会に対して演説することです。
英語で、「state of the Union Address」っていいます。


合衆国の状態= state of the Union   を、 演説= Address   です。


なぜ一般教書演説というのか


そもそも教書は、書面をもって(合衆国の現況を)教えるということから、「教書」とされています。
一般の意味は、一般人とか合衆国の一般的な事柄、という意味のようです。
教書は他に、「予算教書」、「大統領経済報告」があります。これらより合衆国全体のことだから一般なのでしょう。


一般教書演説はなにをするの

ざっくりいうと、現状報告と今後のお願いだそうです。
ニュースなどで、「議会で可決された法案を「大統領が本日サインした。」」というのが流れますが、アメリカ大統領は、物事を決めるにあたり議会に加わることができません。
なので、大統領があれするこれしたいっていうことを、議会に対して議論して可決してくれ、ってお願いをするんだそうです。


似たものに日本の首相がやる「施政方針演説」があります。ただ、日本の場合は議院内閣制と言って、議員が内閣を兼ねます。つまり内閣を構成する議員自ら法案を提出して議論して可決するということが可能なので、施政方針の方針はまさに内閣総理大臣の今後の方針なんです。

 

 


トランプ大統領の一般教書演説みどころは?

昨年11月に中間選挙に、上院の過半数共和党、下院の過半数民主党という「ねじれ議会」の状況での演説であり、政府が一部閉鎖されたことで33年ぶりに延期になった異例の一般教書演説で、みどころはいろいろあるかとおもいます。


たとえば、激しく対立するペロシ氏とトランプ氏、ペンス副大統領が同じテレビ画面に同時に映るわけですがトランプ氏の演説中どんな顔をして聞いているのか、気になりますね。