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あの新幹線での凄惨な事件から1年

新幹線殺傷事件と呼ばれている、東京発新大阪行きの東海道新幹線「のぞみ」の最終便で、男が乗客にナタなどを振るって、男性1人が死亡、女性2人が重傷を負うという衝撃的な事件から丸1年。

のぞみ265号は新横浜駅を21時42分、定刻どおりに発車した。それから間もなく、12号車の後方の2列シートの左側に座っていた被疑者が立ち上がり、右隣の席に座っていた旅客A(27歳女性)に鉈で切りつけた。そののち、被疑者は止めに入ろうとした旅客C(38歳男性、兵庫県尼崎市在住)ともみ合いになり、旅客Cが転倒したすきに通路を挟んで左隣にいた旅客B(26歳女性)に切りつけた。旅客Cは切りつけられた2人を後方に避難させ、被疑者に立ち向かったが、被疑者に馬乗りになられて執拗に切りつけられた。

 

事件後、新幹線では各車両に保安担当が配置されているし(デッキに待機)、鉄道に憧れてJRへ入社した普通の乗務員が、縦と防御棒で護身術を学ぶ状況です。

 

当事者である小島被告は警察の調べに「社会を恨んでいる。誰でもいいから殺したかった」などと供述。愛知県内に住む親族によると、小島被告は逮捕されてから「会いたくない」と面会を拒絶し、手紙すら受け取らない状況が続いているらしいです。

 

あれからまる一年、事件の真相が明らかになっていないまま公判も始まっていない模様。