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万葉集がフィーバー中 名付けも万葉集から

元号「令和」になっていろいろバズっているようですが、その一つが出典元とされる万葉集

万葉集は、日本初の国書ということで日本人としての誇り。これを気に若い世代にも浸透してほしいですね。

 

万葉集を学ぶための書籍

万葉集を学ぶにはいろいろな書籍が出ていますが、特に初心者向けを集めてみました。

 

 

 

 

 本書は、まんがとやさしいコラムで「歌集の成り立ち」や「歌の意味」、「歌が詠まれた背景」、「歌に使われている技法」、「作者」などをわかりやすく解説した学習まんがです。
まんがなので状況がよくわかり、知らず知らずのうちに古典の基礎知識が身につくので、古典入門にぴったり!
歌はもちろん、解説にもふりがなつきで小学生から大人まで手軽に楽しく読めます。

 

 

万葉集は楽しんで読むのが一番! 定番歌からあまり知られていない歌まで、84首をわかりやすく解説。万葉びとの恋心や親子の情愛など、瑞々しい情感を湛えた和歌の世界を旅し、万葉集の新しい魅力に触れる。

 

 万葉集の名付けってすてきですよね

特に女の子向けだと個人的にはおもうのですが、今どきのキラキラネームより古典から子供の名前をつけたいですね。

こどもが大きくなって、謂れを聞かれたとき胸をはって言えますよ

 

春菜(はるな)

『明日よりは 春菜摘まむと標めし野に 昨日も今日も雪は降りつつ』

 

菜摘(なつみ)

『籠もよ み籠持ち 掘串もよ み掘串持ち 
 この岡に 菜摘ます子 家告らせ 名告らさね…(長文です)

 

弓弦(ゆずる)

『いにしへに 恋ふる鳥かも弓絃葉の 御井の上より鳴き渡り行く』

 

小愛(こいと)思葉(ことは)逢里(あいり)逢美(あいみ

『誰そ彼と 我をな問いそ 九月(ながつき)の 露に濡れつつ 君待つ我を』

『恋ひ恋ひて 逢へる時だに 愛しき(うつくしき)言尽くしてよ 長くと思はば』

 

梓(あずさ)

『梓弓引かばまにまに寄らめども後の心を知りかてぬかも』

 

蓮(れん)

『ひさかたの雨も降らぬか蓮葉に溜まれる水の玉に似たる見む』

 

真弓(まゆみ)

『み薦刈る信濃の真弓我が引かば貴人さびていなと言はむかも』

 

雫(しずく)

『我を待つと君が濡れけむあしひきの山のしづくにならましものを』