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おっさんのがんばってるブログ

す、すごい...宅配ボックスの進化

ヤマト運輸が公表した、正午から午後2時までの時間指定宅配見直しや、20時以降の再配達サービス自体をみなおすなど、宅配サービスを抜本的に見直す話は、おなじサラリーマンとしては「まぁ、当然だよね。」と受け止めてましたが、思い起こせば一人暮らしや、共働きで普段自宅に人がいない家庭にとって見れば、インパクトある話ですな。

たしかに、私もかつて一人ぐらしのころは大変でした...。

苦労した宅配受取りの記憶

田舎から出てきて一人暮らしをしていた学生のころ、通販はありましたが、あやしい業者がごろごろしていて、それほど需要はなかったようにおもいます。

それでも、珍しい品物は遠方にしかなくて、電話をかけて購入したりして、宅配で輸送してもらうのですが、日々バイトに明け暮れていたため、受け取るのにわざわざバイトを休む必要さえありました。

また田舎から仕送りなどが送られてくることもあり、そうそうバイトを休むこともできなかったため、宅配(飛脚便だったかな?)の運ちゃんと、玄関前においてもらう交渉もよくしたものです。

私の住んでいたアパートはL字をしており、私は2階建ての角部屋。二階へ上がって角を曲がるのは、私だけ。という条件もあったかもしれません。

なかよくなった運ちゃんには、「留守だったら、玄関先においておいて。自分で責任もつから。」と頼み込んでましたが、担当が変わってからそれも通用しなくなり...。

それでは、ということで、ベニアで箱を作り南京錠をつけ、2つある鍵のうちの1つを、わざわざ宅配業者の事務所にいって、事情を説明して預けてました。

いまおもうと、宅配ボックスのはしりじゃないか、と思いますが...。

そのうち、この作戦も、「受取のサインが絶対必要だからダメ」と言われるようになりましたけど。。。

当時からかなり進化している宅配ボックス

そんなことを思い出しながらも、いまの宅配ボックスをたまたま見てみたら、すごい進化を遂げてますね。

壁に据付の、中から荷物を取り出せるものや、自動押印機能のものまで。

これまで、宅配業者のサービス精神におんぶにだっこだったことを思うと、宅配ボックスぐらいの出費で、同じサラリーマンの宅配便運転手をサポートしてあげたくなります...。

でも、実は結構もらってるんでしょ...?

 

オーソドックスな、アイリスオーヤマの通販ボックス。単純な収納ケースと言ってもいいレベルだが、お手頃価格。

 

 

使用しないときは、折りたためるタイプがこちら。鍵用フックがついていて、ボックスごと持って行かれる心配なし。印鑑ポケットもあります。

なお、これは保冷式で短時間なら、クール対応!

 

売れ行き5倍の大人気宅配ボックス

噂の売れまくり宅配ボックスが、このパナソニック宅配ボックス

 

 

 

 家に備え付けるタイプなので、ドアが右開きか、左開きか、を選ぶ必要があります。でないと、ドアが壁に阻まれ、開けることができない~ なんてことも。

大人気のパナソニック宅配ボックスCOMBOシリーズは、幅が狭い「スリムタイプ」と奥行きが半分の「ハーフタイプ」、フルサイズの「ミドルタイプ」があります。

これは、まず宅配業者が、「開ける」ボタンを押して、荷物を収納し、ドアの内側にある施錠レバーを押してドアを閉めれば、ドアに鍵がかかります。

あとは持ち主にしか開けられないという仕組み。

さらに特筆すべきは、自動押印機能付き!伝票を読み込ませて、押印ボタンを押せば、ハンコを押してくれるという...。さすがパナ!

もっというと、かなり普及しているモデルなので、宅配業者さんだったら取り扱いに慣れているから、いちいち説明する必要がないくらい。

少し高めですが、5年10年使い続けて問題ないというユーザーもたくさんいるので、ネット通販ヘビーユーザーならこれぐらいの出費はいいかもね。

夏の暑い日、錆びて切れないノコを使って箱を作っていたころを思うと、ものすごい進化ですわ。