寝る時間になって、ふとんにはいってもなかなか寝付けない。眠ろうとすると余計いらいらする。夜中に何度も目が冷めてしまう...。
不眠は、経験者にしか理解できない辛さがありますな。
ぐっすり眠って朝もすっきりしたい
眠れないと、昼間に眠くなったり、だるさが残ったり。
そして夜になると、今度はまた眠れない恐怖との戦いです。これこそ悪循環。
お医者さんに聞くと、不眠の原因は
- 単純な騒音などの外部環境
- 痛みを伴うカラダの病気
- 薬物の副作用
- 精神の病気
- 更年期障害
などがあるらしい。
でも、多くの原因は、上記の影響から来るストレスなんだそうで。
日常で予防するには
やっぱり、枕や布団に気をつかうことを最初に言われました。
枕が低すぎたり高すぎたり。もしくは少し前流行った低反発まくらは頭に熱がたまって、快適な睡眠ができないケースがあるそうです。
また、布団がおもすぎると、圧迫感などから、眠りが浅くなることも。
それから、寝る2時間前のカフェイン摂取。個人差がありますが、まわりが静かになる夜ほど、カフェインの覚醒作用は効果を発するので、さけるべき。
あと、アルコールも。よく酒を飲んで寝てしまう人がいるけど、あれは脳内麻痺を起こしているから。本来アルコールも覚醒作用があるのと、利尿作用からカラダ的にも睡眠環境にならない(トイレに起きたくなる)。
最後に、寝る前の自宅トレーニング。これも神経が活発になって、寝るどころじゃなくなるそうです。仕事から帰って、筋トレするにはいい時間なんだけど。。。
不眠症に効く漢方がある
漢方は、西洋医学にある対処療法ではなく、カラダのリズムや不調を中長期的に調整していい方向にもっていく効能があります。
なので、漢方には眠れないから飲む睡眠薬ではなく、眠れない身体的原因を改善していく作用を求めるべき。
カラダが疲れすぎて眠れないときに酸棗仁湯(さんそうにんとう)、神経が高ぶってイライラする時に抑肝散(よくかんさん)などがいいそうです。