国民のうち4人に1人は痔持ち、という統計データもあったはずですが、あらためて探してみたら見当たらない状況のなか、いぼ痔に悩んでいるオッサンが、同じ境遇の方々へ痔核との付き合い方、改善方法をお送りします。
いぼ痔とはこんなもの
痔(ぢ)は、いくつか種類があります。肛門が切れる「切れ痔」肛門に膿のトンネルができる「痔瘻」、そして我らが「いぼ痔」です。
切れ痔は、若い頃部活の合宿で過酷な生活してたときになったかなー。ただ自然と治ったので特にノウハウなし。痔ろうは経験ないので、触れません。
いぼ痔にも、外痔核と内痔核があります。痛いのは外痔核だそうで。
オッサンのはどっちだろ。医者に言われたどうかも忘れたけど、ようするに肛門からなんか出てて、血も出て、痛いからなんとかしたい、ってことです。
いぼ痔はどんな症状か
出血は日による
いぼ(おでき)が肛門にできた感じですが、実は中から出てきてんですな。。。
う◯こすると、皮が裂けてそこから出血します。
出血量は、かならずしも痔の進行に比例しません。
オッサンの場合、ちょろっと出ることもあれば、酒飲んだあとやしゃがみ仕事を続けることで痔に血がたまった状態で裂けると、結構な量出血します。
どれぐらいの量って?
トイレの個室でしゃがんで用をたそうとすると「ピチャピチャ」って、「あれ、腹下したかな?」なんて感触で排泄して、腰を上げて便器を見ると、立ちくらみするほどです。血の海とはまさにこのことかっ。
あ、痔の場合は鮮血、つまり鮮やかな赤ですよ。どす黒い場合は、腸からの出血であり重篤な病気の可能性大なので、こんな記事見てないで医者へダッシュしてください。
そんなわけで、だいぶん血に強くなりました。
なお一回大量出血すると、次貯まるまで、ほぼ出血しません。
痛みは日による
オッサンの場合、あまり痛みはないほう。
肛門科の待合室で待ってると、先に診察室に入った同年代の男性が
「いたたたたたたたたたたあたた」
って叫びが聞こえてきたので逃げ出しそうになりましたが、オッサンの場合はそうでもなかった。痛みに強いって医者に言われましたけど。
この辺が、内痔核と外痔核の違いなのかも。
血がたまる、つまりイボが育つと、肛門が「ズーン」と打ったような鈍痛が続きます。
これも出血して、イボがシュンとすると、平常運転です。
なんか出てる感じ
いぼ痔が発達してるときは、ずっと肛門になにか挟まっている感じ。落ち着かないです。もしかしてでちゃってんじゃないか、ってドキドキします。
いぼ痔の治し方
手術
手術の場合は、出てるところを切る。わかりやすいです。これまで悩んでいたのがうそのように、シュッっと治ります。(想像だけど、きっとそのはず。)
脱肛がひどい、つまりイボが出まくってる場合は、手術しか治しようがないってのもあるらしい。
だけど、手術したら、1週間の入院が待ってます。痔で1週間会社休むって、会社にゃ言えねぇなー。
注射による硬化療法
2種類あるようです。その差はよく知りませんが、詳しくはお医者さんに確認してください。
注射の場合は、日帰り可能。
でも、痔がひどいと、効果が薄い、持たない、などで、手術を進められることもあるそうです。
オッサンの場合は、微妙な線だって。手術必須ほどじゃないけど、注射でもいいけど、結局また出てくるよって言われた。
薬物療法
座薬、軟膏、いわゆるボラギノールです。
これは、出血、腫れ、炎症を抑えるだけなので、まんまその場シノギ。
でも、パンツに血が付くのもなんだし、と思って使うと今度はくすりで、えらいことになる結果に。でも、痛みは少なくなるのでひどいときほど手放せない。
あとはくすり自体が潤滑油代わりになるので、排便のとき楽ですぞ。これは大きな利点ですな。
じゃあどうすればいいだ?痔体操してみるか
さてさて、手術はヤだし、注射は効果ないし、くすりはその場しのぎだし、ってどうすればいいか、いぼ痔とどうやって付き合っていくかという真髄ですが、こんな肛門体操があります。
肛門体操で、出てきた痔をひっこめる
肛門を締めるようにお尻に力を入れます。腹いたくて漏れそうなときにやるやつ。
これを10秒ほど維持します。その後脱力。
これを何回か繰り返すだけ。
ね、簡単でしょ?
電車で吊革持ちながらできるよね。
にゅるんって出てきたやつが引っ込む間隔があればベストです。
これだけで、腫れ・出血のインターバルが結構長くなります。
その他にも、いくつか体操があるので、ご紹介。
オッサンは、肛門体操以外やったことありません。
最後に
痔って、言ってみれば生活習慣病なんですよね。
(おっさんがわざわざ言わないでも認定されてるかもしれんが)
習慣をかえないと、手術してもまたなる気がして、結局うまく付き合っていくしかないかな、と考えてます。
そのためにも、いろいろ相手(痔)を知っておく必要ありそうです。
最後に総合サイトを紹介して、締めくくります。
みなさんもお大事に!
※当記事は、医療に関わるもののため、記事自体は筆者の主管に基づくもの、リンク先は権威あるサイトを厳選して掲載してます。